センター便り

正しい手洗いで病気を予防しましょう!!

2017年1月30日 12:19

 今年も、インフルエンザ・ノロウイルスの流行期に入りました。
 私たちは、日常生活の中で手を洗うことが多くありますが、一見きれいに見えても手には細菌やウイルスなどの病原体がたくさん付着しています。
 
 今回は、採血課から手洗いの注意点についてお話しします。

 ハンドソープ・石鹸で洗い残しのないよう丁寧な手洗いをお勧めします。
 手洗いで予防できる病気は多くあります。

 手洗いの実際

saiketsu01.PNG

 《プチ情報》                (インターネット ヘルス大学より)
 水だけの手洗いは効果があるか?
 ハンドソープを使った手洗いと水だけで洗った手洗いの後、弁当をつくった場合の比較
 ・水道水の流水で、3~10秒間洗い、手拭用タオルを使用
 ・ハンドソープを使用し、手洗いを30秒、その後水道水を使ってすすぐ

 結果
 水だけの手洗いの場合、作った直後でも400個~5,300個/1gの雑菌が検出され、常温(25℃)で6時間置いた場合、最大200万個の雑菌が検出された。
 ハンドソープを使った手洗いの場合、多くのおかずで雑菌が検出限度以下になり、常温で6時間置いた場合、雑菌の検出数は200個~1,500個にとどまった。

 洗い残しが起こりやすい部位

saiketsu02.PNG

カテゴリー:

問診の質問事項19、20は何のため?~感染症のウインドウピリオドについて~

2017年1月20日 14:53

c5c4a5eaa0c57595173a6340431d43ee20d744b9.PNG


 輸血感染症のリスクを低くするために最も有効なのは種々のスクリーニング検査であり、日赤では肝炎ウイルスやエイズウイルス(HIV)などの高感度スクリーニング検査を行っています。

 しかし、それらの検査も完璧なものではなく、ある病原体が体内に入ってから感染したことが何らかの検査法で確認されるまでのウインドウピリオドという期間があります。この期間に献血された血液は、病原体が含まれている可能性があるにもかかわらず、検査結果が陰性であるため、医療機関で患者さんに輸血され、患者さんが感染してしまう危険性があります。
 ウイルスそのものを増幅して検出するNAT(Nucleic acid Amplification Testing:核酸増幅検査)という検査も行っていますが、それでもウインドウピリオドをゼロにすることはできません。
 そのため検診医による問診によって、感染初期の可能性のある献血者の献血はお断りしています。具体的には問診の質問事項19、20の問診(上記)になります。

 ウインドウピリオドに関わる感染の危険性、並びにウインドウピリオドに献血するということは、その血液が患者さんの体内に入り感染させる可能性があるため献血をご遠慮いただいていることをご理解いただきますようお願い申し上げます。

質問には正しくお答えいただき

責任ある献血をお願いいたします!

カテゴリー:
記事検索